小4の太郎。
今日は夏期講習の初日。
久しぶりのペナに向けて、
しっかり「繰り返し」を続けた太郎。
それが分かっていたから、
お昼ご飯食べた後の見直しタイムもあえて
声をかけずに見守っていた。
頑張っていたから、どんな結果でも
努力した事は褒めたい!
と意気込んで迎えに行ったのに…
太郎は号泣していた……
そして、気付いた。
母さんは迎えの時間を間違えていた!!!
いつもなら緊急事態に備えて、
連絡用スマホを持たせているのだか、
今日に限って忘れたらしい。
↓
ここからは、太郎の物語。
はじめてのおつかい風でイメージして下さい。
授業が終わって、
いつもの場所で待っていても
迎えに来ない。
待っても、待っても、来ない。
仕方なく歩き出した、太郎。
不安になって走ったら
リュックの中身が道路に散乱した。
(チャックちゃんと閉めてなくて
道路にノートや筆箱をぶちまけたらしい)
更に不安になって、涙が出てきた。
そしたら、親切なおばさんが一緒に拾って
「泣いてるけど、どうしたの?」
と話しかけてくれた。
優しい人にあって、また涙が出てきた。
理由を話すと、
一緒に家の方まで歩こう、と言ってくれた。
何年生?
家はどの辺なの?
色々聞かれたけど、優しい人そうだから
お母さんに知らない人と話してはダメと
言われたけれど、ちゃんと答えた。
話しながら歩いていたら
前からお母さんの車が来た!
お母さんの顔見たら、涙がもっと出てきた。
お母さん、何でこんなに遅いんだよぉぉ。
しょげないでよベイベー♪
こんな風にブログにしたけど、
私は申し訳ないことをしてしまったと
結構落ち込みました…
数十分だとしても
怖い思いをさせてしまったなー、と。
家に帰ってからも
落ち込みが隠せない、母。
そんな私を見かねた太郎は
「今日のペナは、
ここはミスしたけど、ここはよく出来た」
「算数でチャレンジ問題できたよ」
「帰り道で学校の友達に会った」
と、ポジティブなことを話しまくる。
あー、私を気遣ってくれている。
その気遣いに、切なくなって、
また凹む…
本当にごめんよ、太郎。
そして、ありがとう!
母さんはその優しさに救われたよ。