今日は自分の奥歯の治療に歯医者へ行った。
待合室で待っていると、
治療を終えた初老の男性が入ってきた。
会計を待つ間、
その男性は受付の前で壁に貼られた
歯科医のインタビュー記事を読んでいた。
すると、その男性が受付の若い女性に
「先生、これいくつくらいの時かな？」
と尋ねた。
受付の女性はものすごい速さで
「分からないです」
とひと言…。
はい、終わり。
ほんの一瞬の出来事だけど、
とてつもなく切なくなって
私は泣きそうになった。
初老の男性は無言で
また壁を見つめ直していた。
男性は先生の当時の年齢を
本気で知りたかったわけではない。
ただ、ただ、会話をしたかっただけだ。
なのに、受付の女性の返事は
あまりにも冷たかった。
「えー、いくつくらいですかね。いくつくらいに見えます？」
でも、
「分からないので、今度聞いておきますね」
でも、良かったんだけどな…。
忙しかったのかな。
機嫌悪かったのかな。
受付の女性にも色々あるとは思うけど
機械的な返事がすごく悲しかった。
会計を終えた男性と目があったので
ニコッとしてみたけど、
私はただの待合室にいたおばちゃんだから
救いにはならなかっただろうな。
『人の振りみて、我が振り直せ』
なんでもない、
どうでもいい会話でもさ、
ちゃんと返したいし
血が通った返事をしたいな。
そういうコミュニケーションができる
人間になりたいな、と強く思った
今日の出来事でした。
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9/11 断捨離22日目
仕事用リュックの汚いあれこれ
（乾いたコンビニの未開封
ウェットティッシュ出てきた(*_*)）
ポイッとな。
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