土曜日、花子は朝から友達と予定があり
出掛けて行った。
いつもなら朝やり終える
音読、自学やらの「やるべき事」を
やらずに行った。
やらずに行ったことは別に問題ない。
休みの日だから、やるタイミングが
いつもと異なるのはよくあることだ。
だけど、この日は帰ってきてからの様子が
いつもと違った。
疲れてたのか、お腹空いていたのか、
機嫌が悪く、
ソファでグダグダ、ゴロゴロ。
色々言いたいのを堪えて、様子を見る。
のっそり動き始め、
音読をし、英単語を復習したが
どうも苦手な三語短文が進まない。
夕飯を食べ終えても出来ずに
「この意味がよく分からないから、作れない」
と1人でブツブツ言っている。
「サポートするから、まずは2語で文作ってみたら?」
と、声かけるもブスッとしている。
「この意味はなんだ、こっちの意味はなんだ」
と、仏頂面でさらなる独り言。
花子の隣に座り、『いつでもサポートするよ』
の姿勢でいるが、声をかけてこない。
座り続けるわけにもいかないから
片付けやらなんやらやり始めると
それが気に入らないのか、
床に転がり始める(-_-)
(うちの人たち、なんで気分乗らないとテーブルの下でゴロゴロするの!?)
「いい加減にしろやー!!!」
と言いたいのを我慢して、放置、様子見。
「これはこの文でどうかな?」
急に聞いてきたよ!!!
「ここが変じゃない?」
と返し、花子の様子を見たら……
なんと、ケータイを触って
全然関係ないこと調べてる( ゚д゚)
そのまま黙って
ケータイを取り上げて
母さんは寝ました………
後ろで
「違うの、違うの、ごめんなさい!」
の声が聞こえるも無視!!!
「知らんがな、自分のことでしょ」
と心の中で叫び、
イライラMAXの負の感情を捨て去りました。
翌朝、目がパンパンで
土偶みたいな顔した花子(笑)が
「一緒にやろう」というので
再度三語短文チャレンジしましたとさ。
おしまい。